
お腹がふっくらしてきた頃から、朝のクローゼットの前で固まる時間が増えていませんか?
パンツのウエストが入らない、ジャケットの前が留まらない、かといって完全に部屋着っぽい服では出社できない、、、働くプレママの通勤服って、「きちんと感」と「体のラクさ」を同時に求められるぶん、本当に難易度が高いんですよね。
この記事では、妊娠初期〜後期の時期別の選び方から、ワンピース・パンツそれぞれの攻略ポイント、そして最小枚数で産休まで乗り切る着回しプランまで、まとめてお伝えします。
読み終わる頃には「明日、何を着ればいいか」がはっきりしているはずですよ◎
働くプレママの通勤服選びが難しいのには、はっきりした理由があります。
「きちんと見えること」「お腹がラクなこと」「一日中動きやすいこと」、この3つを1着で同時に叶えないといけないから、なんですよ。
休日のマタニティ服なら「ラクさ」だけを優先できますよね。
でも通勤服はそうはいきません、、、朝の満員電車も、来客対応も、夕方のWeb会議も、全部同じ1着で乗り切ることになります。
ひとつでも「あ、これ私だ」と思った方は、ぜひこの先も読み進めてみてくださいね。
ここからは時期別の選び方 → アイテム別の攻略法 → 最小枚数の着回しプランの順で、具体的にお話ししていきます◎
同じ「妊娠中」でも、体の状態は月単位でどんどん変わっていきます。
だから通勤服も、時期ごとに求めるものを切り替えるのがいちばんラクなんですよ。
お腹の見た目はまだほとんど変わらない時期。
でも体の中では大きな変化が起きていて、ウエストのしめつけがつらく感じる方が少なくありません。
この時期は、お腹まわりに一切ゴムが当たらないワンピースが本当にラクなんです。
まずは、1枚でしっかりオフィス顔になってくれる定番から見てみましょう。
シャツカラー(=襟が立ち上がったシャツ型の襟)が知的な印象をつくってくれる、前開きタイプのワンピース。
ウエストベルトの位置を自分で調整できるので、お腹が出てきてからも長く着られます。
前開き仕様は、つわりで急に気分が悪くなったときの着脱のしやすさという意味でもうれしいポイント◎

もう1枚、季節をまたいで使える万能タイプもご紹介しますね。
Vネックとタック(=生地を折りたたんで立体感を出すデザイン)で、縦のラインが自然に強調される一着です。
袖なしなので、暑い時期は1枚で、寒くなったらインナーやカーディガンを重ねて。
産後もそのまま着回せるシルエットなので、1着あると長く助かりますよ。
体調が落ち着いてきて、いちばん活動しやすい時期。
同時に、お腹が目に見えて大きくなり始めるタイミングでもあります。
ここで大事なのが、ゆとりを「胸の下から」つくることなんです。
ウエスト位置で切り替えのある服だと、お腹が張ってきたときに生地が突っ張ってしまいます、、、
その点、胸の下で切り替わってふわっと落ちるデザインなら、お腹の変化をまるごと受け止めてくれるんですよね。
トレンチ風の襟元とダブルボタンで、羽織りものなしでも十分「きちんと」した印象に見える一着。
プリーツスカートの落ち感が、お腹のふくらみを縦のラインでやわらかく流してくれます。
来客やプレゼンが入った日にも、これ1枚で自信を持って出られますよ◎

上の写真のような、ラップデザイン(=巻きスカートのように前身頃を重ねる仕立て)もこの時期にぴったりなんです。
ウエストを直線で区切らず、斜めのラインで包み込んでくれるので、お腹まわりが自然にすっきり見えやすいのがうれしいところ。
長袖なので、冷房の効いたオフィスでも肩や腕が冷えにくいですよ。
お腹の張りを感じやすくなったり、夕方の脚のむくみが強くなったり、、、体からのサインが増えてくる時期です。
とにかく締めつけない、脱ぎ着に手間取らない、この2点だけ守れば大丈夫。
無理のない範囲で、その日の体調に合わせて選んでみてくださいね。
なお、お腹の張りが続く・強い痛みがあるなど気になる症状があるときは、我慢せず医師や助産師さんに相談してみてください。
シャツとジャンパースカート(=袖のないワンピース型で、インナーと重ねて着るアイテム)を重ねたように見えるデザインですが、実際は1枚。
朝の「何を合わせよう」を丸ごと省略できるので、体がしんどい後期こそ本領を発揮してくれます。
ゆったりしたシルエットで、腹帯やハラマキ(=お腹を包んで冷えを防ぐ筒状のインナー)を併用しても響きにくいのも◎
ワンピース派の方でも、パンツが1〜2本あると着回しの幅が一気に広がります。
妊婦さんの通勤パンツを選ぶときのポイントは、たったひとつ。
ウエストがお腹の上までしっかり届くかどうか、ここだけ見れば失敗しにくいんですよ。
ローライズ気味のものだと、お腹が大きくなったときにずり落ちてきて、一日中直すことになってしまいます、、、
高腰設計(=ウエスト位置が高く、お腹全体を包む作り)で、大きくなったお腹をすっぽりカバーしてくれるワイドパンツ。
上に着るトップスを選ばないので、ブラウスにもニットにも合わせやすい一本です。
産後もそのまま履けるので、長い目で見てコスパのいい選択になりますよ。

もう少しすっきり見せたい日には、こちらもおすすめです。
伸縮素材でストレスなく動けるのに、脚のラインは細く見えやすいという、うれしいバランスの一本。
ポケット付きなので、社内移動でスマホや社員証を持ち歩くときにも便利なんです。
高腹部設計なので、腹帯との併用もしやすいですよ◎
厳格めのドレスコードがある職場なら、素材とディテールで印象を上げるのが近道です。
ワイドシルエットでお腹まわりに余裕がありながら、落ち感のある生地でだらしなく見えにくいのがポイント。
ウエストはゴムと紐で調整できるので、その日のお腹の状態に合わせて微調整できます。
一日中デスクに座る日でも、お腹が圧迫されにくいですよ。

こちらはリネン風の軽やかな素材感で、春夏の通勤にぴったりの一本。
プリーツの縦ラインが入っているぶん、全体が縦長に見えやすい効果も期待できます。
汗ばむ季節でも、お腹まわりに熱がこもりにくいのがうれしいところ。
裏起毛(=生地の内側を毛羽立たせて保温性を高めた仕様)なので、冬の通勤でも足元から冷えにくい一本です。
妊娠中は特に体を冷やしたくないので、タイツいらずで暖かいのは本当にありがたいんですよね。
プリーツ風のデザインで、見た目はしっかりオフィス仕様ですよ◎
服が決まっても、通勤時間そのものがつらい日ってありますよね。
無理のない範囲で、こんな工夫も取り入れてみてください。
特に靴は、体調に余裕がある日でも足元がぐらつくと不安になりますよね。
「かかとが低く、脱ぎ履きしやすい」 を基準にすると、選びやすくなりますよ。
「あと4ヶ月しか着ないのに、何着も買うのは、、、」という気持ち、すごくよく分かります。
正直、ワンピース3枚+パンツ2本あれば、平日5日はきれいに回せるんですよ。
これに、手持ちのカーディガンや薄手のアウターを合わせれば、印象は毎日変わって見えます。
大事なのは 「トップスを買い足す」のではなく「1枚で完成する服を持つ」 という発想の切り替えなんです。
白襟が主役の、ジャンパースカート風ワンピース。
インナーを白シャツにするか長袖ニットにするかで、季節も印象も自在に変えられます。
お腹まわりにゆとりを持たせた設計なので、後期に入ってからも窮屈になりにくいですよ。

購入するときに「産後も着られるか」を1回だけ考えてみると、結果的に枚数を減らせます。
チェックしたいのは次の3点です。
この3つを満たしている服は、妊娠中〜産後復職まで一気通貫で活躍してくれます。
長く着られる分、1着あたりの満足度もぐっと上がりますよ◎
妊婦さんの通勤服選びは、時期に合わせて「ゆとりの位置」を変えていくことが最大のコツでした。
初期はしめつけないこと、中期は胸下からのゆとり、後期は着脱のしやすさ。
そしてワンピースを軸に、パンツを2本足せば、産休まで十分に回せます。
体調はその日ごとに違うものですし、「これを着なきゃ」と自分を追い込む必要はまったくありません。
無理のない範囲で、その日の自分がいちばんラクに過ごせる1着を選んでみてくださいね!
働くプレママの毎日が、少しでも軽くなりますように◎