サロペットでトイレに行くのが面倒な理由
まずは、なぜサロペットでのトイレが大変なのか整理してみましょう。
理由がわかれば、対策も立てやすくなります!
主な理由は次の4つです。
☑ 肩紐を外す手間がかかる
☑ 裾が床について汚れる
☑ アウターを着ていると全部脱がないといけない
☑ 和式トイレだとさらに大変
肩紐を外す手間がかかる
サロペットは上下がつながっているため、トイレでは必ず肩紐を外す必要があります。
普通のパンツならウエスト部分を下げるだけで済むところを、サロペットは上半身から脱がなければなりません...
急いでいるときや、寒い季節には特に面倒に感じますよね。
外した肩紐をどこに置くかも悩みどころです。
裾が床について汚れる
サロペットを下ろすと、裾が床につきやすくなります。
特にワイドパンツタイプや丈の長いデザインは要注意!
公共のトイレの床は決して清潔とは言えません。
せっかくのお気に入りの服が汚れてしまうのは避けたいものです。
アウターを着ていると全部脱がないといけない
冬場にコートやジャケットを着ているときは、さらに大変になります。
サロペットの肩紐を外すために、まずアウターを脱ぐ必要があるからです。
脱いだアウターをトイレのどこに置くかも問題になります...
フックがない個室だと、本当に困ってしまいますね。
和式トイレだとさらに大変
和式トイレでしゃがむと、裾が確実に床についてしまいます。
洋式トイレなら多少は対処できても、和式では避けようがありません。
最近は和式トイレが減っていますが、古い施設などではまだ残っています。
外出先で和式しかないと、かなり困ることになるでしょう。
トイレに入る前の準備3つ
トイレに入る前に、いくつかの準備をしておくとスムーズです♪
慌てずに済むよう、事前チェックを習慣にしましょう。
- 必ず洋式トイレを選ぶ
- ポケットの中身を空にしておく
- 上着は先に脱いでおく
必ず洋式トイレを選ぶ
サロペットを着ているときは、必ず洋式トイレを選んでください!
和式トイレは裾が床につく可能性が極めて高いため、避けるのが無難です。
複数の個室がある場合は、洋式を探しましょう。
事前に施設の設備を確認しておくと安心ですね。
ポケットの中身を空にしておく
サロペットのポケットは口が大きく、中身が落ちやすい構造になっています。
脱いだり着たりする動作で、スマホや財布がトイレの床に落ちる可能性が...
トイレに入る前に、ポケットの中身をすべてバッグに移しておきましょう。
これだけで、余計なトラブルを防げます!
上着は先に脱いでおく
コートやジャケットなどのアウターを着ている場合は、個室に入る前に脱いでおくのがベストです。
トイレの外で脱いでおけば、個室内で置き場所に困ることもありません♪
寒い季節は抵抗があるかもしれませんが、トイレ内での動作がずっと楽になります。
どうしても難しい場合は、後述するベストタイプのアウターを選ぶ方法もありますよ。
裾が床につかない7つの方法
ここからは、具体的な対処方法を7つ紹介します!
状況に応じて使い分けてください♪
【方法1】ヘアゴムで裾をまとめる
最も手軽で効果的な方法です。
ヘアゴムを足首あたりに2つ用意し、両足の裾をそれぞれ留めます。
やり方
- 裾を内側に折り返す
- ヘアゴムでキュッと締める
これだけで裾が床につくのを完全に防げます!
トイレが終わったら、ゴムを外すだけで元通りです。
バッグに常に2〜3本入れておくと便利ですね♪
【方法2】洗濯バサミで裾を留める
洗濯バサミも裾をまとめるのに役立ちます。
裾をクルクルと巻き上げて、洗濯バサミで留めるだけです!
ヘアゴムより固定力が強いため、しっかり留まります。
ただし、洗濯バサミの跡がつく可能性があるので、柔らかい素材の服に使いましょう。
小さめの洗濯バサミを2つ持ち歩くと、いざというときに助かります。
【方法3】靴下の中に裾を入れる
何も持っていないときの応急処置として使えます!
裾をまくり上げて、そのまま靴下の中に入れ込みます。
ニッカポッカのような見た目になりますが、確実に床につくのを防げます。
トイレから出るときは、必ず元に戻すのを忘れないでください...!
ストッキングを履いているときは難しいですが、スニーカーソックスなどを履いているときに有効です。
【方法4】両膝で裾を挟んで固定する
道具が何もないときの最終手段です。
手順
- 立った状態で裾を膝のあたりまでまくり上げる
- 両膝でギュッと挟む
- そのまま肩紐を外して、慎重に座る
バランスを崩しやすいので、壁や仕切りに手をついて安定させてください。
少しコツが要りますが、覚えておくと緊急時に役立ちますよ!
【方法5】裾ゴム入りペチパンツを履く
サロペットの下に、裾ゴム入りのペチパンツを履く方法もあります♪
ペチパンツの裾にゴムが入っているため、クルッと膝上まで巻き上げられます。
メリット
- 透け防止にもなる
- トイレの度に裾をまとめる手間が省ける
- 下着の透けが気にならない
サロペットを頻繁に着る方には、特におすすめの方法です!
【方法6】腰のあたりで折り返す
裾が短めのサロペットや、ストレッチ素材の場合に使える方法です。
手順
- 肩紐を外す
- サロペット全体を持ち上げる
- 腰の部分を外側に2〜3回折り返す
- 折り返したまま便座に座る
終わったら、折り返しを戻すだけで元通りです!
生地にボリュームがあると難しいですが、シンプルなデザインなら試してみる価値があります。
【方法7】完全に脱いでフックに掛ける
時間に余裕があるときや、絶対に汚したくないときは、サロペットを完全に脱ぐ方法もあります。
個室内のフックに掛けておけば、床につく心配はありません!
脱ぎ着に時間はかかりますが、最も確実な方法です。
靴が脱ぎやすいデザインであれば、それほど手間ではありません♪
フックがない場合は...
- バッグに掛ける
- 首に巻きつける
といった方法もありますよ。
持っておくと便利な100均アイテム
トイレ対策に役立つアイテムは、100円ショップで簡単に揃います♪
バッグに常備しておくと安心です!
おすすめの3つをご紹介します。
ヘアゴム・シュシュ
裾をまとめるのに最適なアイテムです。
黒やベージュなど目立たない色を選べば、万が一つけたまま外に出てしまっても大きな問題にはなりません!
シュシュは見た目もおしゃれなので、使いやすいですね♪
2〜3本をバッグに入れておきましょう。
小さめの洗濯バサミ
しっかりと固定したいときは、洗濯バサミが便利です。
小さめのプラスチック製なら、バッグの中でもかさばりません。
選ぶポイント
- プラスチック製がおすすめ(金属製は跡がつきやすい)
- 2つあれば両足の裾を留められる
バッグ用フック
トイレ個室内にフックがないときに重宝します!
ドアの上部や仕切りに引っ掛ければ、バッグや脱いだアウターを掛けられます。
小型で持ち運びやすく、旅行にも便利です。
サロペット以外のときにも使えるので、1つ持っておくと良いでしょう♪
トイレしやすいサロペットの選び方
購入時に少し気をつけるだけで、トイレのストレスが大きく減ります!
次にサロペットを選ぶときの参考にしてください♪
選ぶときのポイントは4つです。
☑ ウエストゴムタイプを選ぶ
☑ 柔らかい素材のものを選ぶ
☑ 裾が広がりすぎないデザインを選ぶ
☑ ヒップオープン機能付きを検討する
ウエストゴムタイプを選ぶ
ウエスト部分がゴムになっているサロペットは、着脱が楽です!
ボタンやファスナーがあるタイプより、スムーズに脱ぎ着できます。
ゴムなら体型にもフィットしやすく、着心地も良好です。
トイレ問題を考えるなら、まずウエストゴムのものを探してみましょう♪
柔らかい素材のものを選ぶ
柔らかくて薄手の素材なら、丸めたり折り返したりしやすくなります。
デニムなど硬い素材は見た目は良いですが、トイレでは扱いにくいです...
コットンやポリエステルの混紡など、ある程度柔軟性のある素材がおすすめです。
試着のときに、生地を触って確認してみてください!
裾が広がりすぎないデザインを選ぶ
極端にワイドなシルエットは、トイレで裾の扱いに困ります。
ある程度細身か、ストレート〜やや広め程度のデザインが無難です。
裾幅が狭い方が、ヘアゴムでまとめるのも簡単になります♪
見た目とのバランスを考えながら選びましょう。
ヒップオープン機能付きを検討する
作業着タイプのサロペットには、腰部分にファスナーがついたヒップオープン機能付きのものがあります。
上半身を脱がずに用を足せるため、非常に便利です!
カジュアルすぎるデザインが多いですが、アウトドアや作業用として考えるなら選択肢に入ります。
機能性を最優先するなら、検討してみる価値があるでしょう。
シーン別・アイテム別のトイレ対処法
状況によって、最適な方法は変わります。
よくあるシーンと、サロペット以外のアイテムについても見ていきましょう!
冬場にアウターを着ているとき
コートやジャケットを着ている場合は、ベストタイプのアウターに変えるのも一案です♪
袖がないベストなら、肩紐を外すだけでサロペットを脱げます!
どうしても袖のあるアウターを着たいなら、トイレに入る前に脱いでおきましょう。
個室の外で脱いでおけば、中で置き場所に困ることもありません。
急いでいるとき
時間がないときは、次の方法が早いです!
- 方法4「両膝で挟む」
- 方法6「腰で折り返す」
ヘアゴムを出す手間すら惜しいときに使えます。
ただし、慌てると服を便器に落としたり、バランスを崩したりする危険もあります...
どんなに急いでいても、落ち着いて行動してください!
狭いトイレしかないとき
個室が狭いと、サロペットを完全に脱ぐ方法は難しくなります。
動きが制限されるため、着脱に時間がかかるからです。
狭い個室でのおすすめ方法
- ヘアゴムで裾をまとめる
- 洗濯バサミで裾を留める
上半身を脱いだ状態で裾だけ処理すれば、スペースをあまり使いません♪
オーバーオールの場合
オーバーオールはサロペットとほぼ同じ構造なので、同じ方法が使えます!
ただし、オーバーオールの方が生地が厚く硬いことが多いです。
ヘアゴムや洗濯バサミでまとめるのが、最も確実でしょう。
デニム素材なら特に、折り返しよりもまとめる方法がおすすめです。
オールインワンの場合
オールインワンもサロペットと同じくトイレが面倒なアイテムです。
パンツタイプなら、サロペットと全く同じ対処法が使えます!
スカートタイプのオールインワンは、裾の処理は楽ですが、肩紐を外す手間は同じです。
ウエストゴムのものを選ぶと、着脱がスムーズになります♪
ワイドパンツの場合
ワイドパンツは上下が分かれているため、サロペットほど大変ではありません。
ただし、裾が床につく問題は同じです...
有効な対策
- 裾ゴム入りのペチパンツを履く
- ヘアゴムで裾をまとめる
ワイドパンツを頻繁に履く方も、これらの対策を覚えておくと便利ですよ!
よくある質問
サロペットのトイレに関して、よく聞かれる質問をまとめました♪
同じ疑問を持っている方も多いはずです!
男性もサロペットでトイレは大変ですか?
男性の場合、立って用を足せるため、女性ほど大変ではありません。
ウエスト部分にファスナーがあるデザインなら、肩紐を外さずに済むこともあります!
ただし、座る必要があるときは女性と同じ問題に直面します。
その場合も、ここで紹介した方法が使えますよ♪
子どものサロペットでトイレを手伝うコツは?
小さな子どもの場合は、完全に脱がせてしまう方が確実です。
子ども自身で裾をまとめるのは難しいため、大人が手伝ってあげましょう!
手伝うときのポイント
- 脱いだサロペットはフックに掛ける
- バッグに入れておく
- トイレに慣れていない子には事前に「サロペットは脱ぐよ」と教える
トイレのたびに全部脱ぐのは普通ですか?
完全に脱ぐ人もいれば、上半身だけ脱いで裾を処理する人もいます。
どちらが正解ということはなく、自分のやりやすい方法で構いません!
使い分けの例
- 時間があるとき → 全部脱ぐ
- 急いでいるとき → 裾だけ対処する
何度か試して、自分に合った方法を見つけてください♪
外出先で裾が汚れてしまったらどうすればいい?
万が一裾が汚れてしまったら、トイレのペーパーで軽く拭き取りましょう。
濡らしたペーパーで拭けば、ある程度は落とせます!
帰宅後はすぐに洗濯してください。
ウェットティッシュを持ち歩いておくと、こうしたトラブルにも対応できますよ♪
まとめ
サロペットのトイレ問題は、ちょっとした工夫で大きく改善できます!
今日から実践できること
- ヘアゴムを2〜3本バッグに入れておく
- 裾ゴム入りのペチパンツを履く
- 購入時にウエストゴムや柔らかい素材を選ぶ
最も手軽なのは、ヘアゴムを持ち歩くことです♪
これだけで、裾が床につく心配がなくなります!
購入時にウエストゴムや柔らかい素材を選べば、さらにストレスは減るでしょう。
裾ゴム入りのペチパンツを履くのも、非常に有効な対策です。
「トイレが面倒だから...」という理由でサロペットを諦めるのはもったいないです!
この記事で紹介した方法を試して、快適にサロペットを楽しんでください♪